仲のいいおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんが薪を拾いに山に入り、うつくしい滝をみつけ一休みしました。
その水を一口飲むと、体に力がみなぎってきて走って山を降りる事ができました。
家に帰っておばあさんに声をかけると「どなたですか?」とぽかんとされ、驚いて自分の姿を水鏡に映すと、若返っていました。
事の次第を説明するとおばあさんは驚きましたが、次の日には自分も若返ると思うとうれしくなりました。
次の日、おじいさんが起きるとおばあさんの姿がありません。
おじいさんを驚かせようとおばあさんが朝早く一人で出かけていったのだな、と思い楽しみに待っていましたがいつまでも帰ってきません。
心配になったおじいさんが山に探しに出かけると、滝のそばでおばあさんの着物を着た赤ん坊が泣いていました。
おばあさんは水を飲みすぎて赤ん坊にまで若返ってしまったのです。
これは、日本に古くからある昔話「養老の滝」です。
このように、水によって人間が若返ったり病を癒されたりする話は、世界中にあります。
それと同時に、養老の滝、奇跡の泉、と呼ばれる水が、実際に存在します。
水が人間に大きな影響を与える事は、科学的に解明されるずっと前から知られていたのですね。
カトリックの聖地でもあり、世界で最も有名な奇跡の泉です。
フランスのピレネー山脈のふもとにあるルルドという小さな村。
そのそばにあるカルワリアという山にそって流れるガブ川をシャーレ島が2つに分けます。
その流れが再び交わる場所にある岸壁にマッサビエールの洞窟があり、その入り口に存在するのが「ルルドの泉」です。
1858年、この場所で13歳の少女の前に聖母が降臨したそうです。
カトリックはこの話を信じず、それどころかキリストへの冒涜とみなしこの洞窟を封鎖しようとしました。
しかし、この場所からはやがて泉が湧き出し、その水が奇跡の治癒をもたらしたため、この場所への巡礼が盛んに行われました。
カトリック教会は、はじめは懐疑的でしたが、3年以上の調査でその奇跡を目の当たりにし、1862年に「聖母出現」を公認し、聖地としました。
さて、この泉は本当に奇跡の治癒力を持っており、奇跡的治癒と認定された65例目では、切断しかないと考えられていた足の骨の癌が治癒しました。
医師達は、自分たちが否定される事を恐れこの奇跡の研究を拒んで目をそらしてきましたが、ノーベル賞学者「アレン・カレル博士」によって研究が始められました。
そして2002年、九州大学の白畑教授がルルドの泉を分析したところ、この水には水素が豊富に含まれ、細胞内の活性酸素を消去する事も確認されました。
奇跡の泉は、水素水だったのです。
このように、世界中で奇跡の泉とされている水は、実は水素水だということが最近の研究でわかってきました。
100歳を過ぎても病気にかからず元気に暮らす長寿の村として名高い「フンザ」。
その土地の水を調べたところ、シリカナノコロイドが水と接触し膨大な数の水素イオンが発生している事が明らかになりました。
村人の井戸から湧き出た水を飲むと奇跡が起こると話題になり、世界中から人々が訪れるようになりました。
この水には、純粋に比べの10倍の濃度の水素水だったのです。
ノルデナウという小さな村のホテルの敷地内に湧き出した水が「奇跡の水」として世界中の注目を集めました。
この水は通常よりも8%軽く、調べていくとそれは水素水だったからだとわかりました。
大分県の日田市で鰻の養殖用に掘った井戸が奇跡の水だといわれ始めました。
10本ある井戸の内、1つの井戸の鰻だけが特別丈夫に育つため、その水を家族で飲み始めたら、全員が健康になり、病気も治りました。
井戸の持ち主は、持病から失明寸前の状態でしたが、それも回復しました。
この水も、水素水だったのです。